QLabマスターへの道｜無料版で使える便利機能TOP5
今回のブログでは「QLab」の便利機能を５個紹介していきたいと思います。
便利機能がわかるともっと「QLab」が使いやすくなります。
キーボードで動画再生
動画や音声ファイルが多くある場合それを本番中探すのは大変です。
キーボードでの番号で再生できたらいい場面もあります。
この章ではキーボードの何番にどの動画を再生するか振り分け方を解説していきます。
- ①再生する動画を選択します。
- ②中程にある「Triggers」を選択します。
- ③「Hotkey Trigger」にチェックを入れる。
- ④隣の四角を選択してから再生させたいキーボードをクリックする。
- ⑤変えたいときは隣の「✗」をクリック。
これで任意の番号をクリックしたときに再生なりストップすることができるようになります。
ポイント
「ENTER」キーでも「任意の番号」どちらでも再生します。
２度押し防止方法
間違ってキーボードを２回押してしまって次の動画が流れたことはありませんか？
この章では「ENTER」キーを２回押ししても反応しないような再生方法を解説していきます。
- 右下の「⚙️」マークをクリックして設定を開く。
- ①「General」を開く。
- ②上の四角で囲んである所に秒数をいれる。
- ③最後に「Done」をクリックする。
この方法で指定した秒数間「ENTERキー」は反応しなくなります。
ポイント
④の秒数が「escキー」を押したときのフェードの長さになります。
フェードOUT
次に動画の「フェードOUT」の方法を解説します。
ちなみに「フェードIN」はできません。
手動で「フェードOUT」をする方法
- ①「フェードOUT」したい動画をリストから選択します。
- ②の「Fade」をクリックします。
- ③リストの中に「fade〜〜」が入ります。
- 「fade〜〜」を選択します。
- ④の「Levers」をクリックします。
- ⑤をクリックして「-INF」にします。
※最初に音声の「フェードOUT」のレベルを決めないとリストの「✗」は消えません。
- ⑦「Triggers」をクリックします。
- ⑧「Fade&stop」にチェックを入れる。
- ⑨の四角に「フェードOUT」する秒数を入れます。
これでリストの「fade〜〜〜」を選択後「ENTER」を押すと「フェードOUT」します。
ポイント
- ⑨は動画のフェードタイム
- ⑩は音のフェードタイム
⑨が3秒 ⑩が10秒の場合 →「映像、音源」で3秒のフェードOUTします。
⑨が10秒 ⑩が3秒の場合 →動画は10秒のフェードOUTがかかります。音源は3秒のフェードがかかります。
自動で「フェードOUT」する方法
- ①「フェードOUT」したい動画をリストから選択します。
- ②の「Fade」をクリックします。
- ③リストの中に「fade〜〜」が入ります。
- ④の「Levers」をクリックします。
- ⑤をクリックして「-INF」にします。
※最初に音声の「フェードOUT」のレベルを決めないとリストの「✗」は消えません。 - ⑥「Triggers」をクリックします。
- ⑦「Fade&stop」にチェックを入れる。
- ⑧の四角に「フェードOUT」する秒数を入れます。
- 動画と「fade~~~~」を選択します。
- ⑨キーボードの「ｃ」を押して「↓」を両方につけます。
- ⑩「fade〜〜〜」の「Pre-Wait」の秒数を逆算して入れます。
例
1分の動画で最後に3秒のフェードをかけて終了する場合
⑩「1.5 Fade Test-3.mp4」の「Pre-Wait」に57秒といれる。
57秒すぎるとフェードがかかって終了します。
「Pre-Wait」は設定時間の間動作が止まります。
動画の再生位置を変更
動画の途中や時間指定から動画を流したい場合はあります。
動画の再生位置や終了位置を変更する方法を解説していきます。
- ①リストから変更したい動画を選択します。
- ②「Time＆Loops」を選択します。
- ③「Start time」に秒数をいれると秒数の場所からスターとします。
- ④「「End time」に秒数をいれると秒数後がカットされます。
- ⑤の波形の上の棒をドラッグしても変えることができます。
ポイント
再生位置を変えた場合始まり終了ともカットで始まりカットで終了します。
「フェードOUT」をかけたい場合 前の章で説明させてもらった「自動でフェードOUT」を参考にしてください。
音楽動画を一緒に流す
動画と別音源を同時に再生する場合があります。
この章では音楽と動画を同時に流す方法を解説していきたいと思います。
- 一緒に再生する動画と音源を並べます。
- ④両方を選択して「ｃ」を押して「↓」を出します。
- ①動画だけを選択します。
- ②「Levers」を選択して③のボリュームを下げます。
- 動画を再生すると音楽も一緒に再生されます。
ポイント
動画の「Pre-Wait」に秒数をいれると音楽が始まった後、入れた秒数後に動画を自動再生することもできます。
今回のまとめ
今回は無料「QLab」でできる5個の機能解説させていたできました。
- キーボードで動画を再生させる方法
- 2度押し防止
- フェードOUTのかけ方
- 動画のカット
- 音楽と動画を一緒に再生
無料で「音楽、動画」をポン出しできるものはあまり見かけません。 QLabは最初は少し難しく感じるかもしれませんが、 基本の動作をしっかり覚えれば、あとは自由自在！
まずは 「無料版でどこまでできるか」 を試して、少しずつスキルを磨いていきましょう！
それでは、QLabマスターへの道を楽しんでくださいね！
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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