『娘と鑑賞できるanimation サマーウォーズ』
人と人とが世界をつなぐ
作品情報
監督:細田 守
脚本:奥寺 佐渡子
音楽:松本 晃彦
主題歌:山下 達郎
「僕らの夏の夢」
Story
インターネット上の仮想世界OZの保守点検を行っていた佐久間と健二。突然、夏希先輩に「ね!バイトしない」と誘われる。バイトの内容は夏希先輩と長野県上田市の実家に行く事だった。実家で夏希先輩からバイトの内容を聞く。陣内 栄(陣内家18代目当主)を安心させるために恋人のフリをしてもらう事だった。内気な健二だったが、陣内 栄は健二の有望さを見抜き夏希の恋人に認めた。その夜、健二の携帯電話に2056桁の数字の羅列が送られてくる。数学オリンピック日本代表に落選した健二は数字の羅列の暗号を解いて返信する。2056桁の数字の羅列はOZの暗号キーだった。暗号キーを解いたことにより仮想空間と現実世界との間で壮大な事件に巻き込まれていく。
感想
実に面白い、娘とみていても2人とも毎回食い入るように見ている。飽きない。
「サマーウォーズ」を見ているとありきたりな言葉だが
「一歩踏み出す勇気」をもらえる。
陣内 栄の言葉が好きだ。
「あんたならできる」
「陣内家には半端な男はいらないよ」
この2つの言葉を聞くと今まで何もしてこなかった自分の人生の後悔と共に自分の前にある壁を壊して一歩前に出たいとさえ思わせてくれる。前向きに問題に対して逃げ出さない主人公の健二の言葉や行動からもこころが揺さぶられる。
娘もこの映画はスマホを見ずに最後まで一緒に見てくれる。娘のお気に入りは夏希が絶望しているときにドイツ人の子供が自分のアバター(もののけ姫のこだまに似た様な)を差し出して協力してくれるシーンだ。(涙)
「ナツキへボクのアカウントをどうぞ使ってください」
もう一つ好きなのが、田舎のゆっくりとした時間の流れがいい。子供の頃、田舎に泊まりにいくと親戚いちどうが集まり、花札や宴会が始まったのを思い出す。
人として本当に大切なものは何か人の繋りの大切さを感じさせる映画だ。
豆知識
夏希先輩の誕生日の曜日をモジュロ演算で健二が曜日を当てるシーンがありますが
下の式で解けます。
夏希先輩の生年月日は 1992年7月19日
1.西暦の下二桁を4で割る。その数をAとする。
92/4 = 23 (ここでは余りが無いがあまりは無視する)
2.西暦の下二桁をBとする。
92
3.日付をCとする。
19
4.月については以下の表に当てはまる数をDとする。
1月=1、2月=4、3月=4、 4月=0、5月=2、6月=5、
7月=0、8月=3、9月=6、10月=1、11月=4、12月=6
5.西暦の上の数字をEとする。
19=0
20=6
6.以上A~Eを全て足して7で割ってその余を比較する。
余り 1 2 3 4 5 6 0
曜日 日 月 火 水 木 金 土
夏希先輩の生まれた曜日は
23+92+19+0+0=134134/7=19余り1
「日曜日」になります。
子供との会話に役に立てればと思います。
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