Cisco Webexの音響設定を解説|ハウリングに有効です。
cisco Webexの音響の設定の方法をよく聞かれるようになったので解説していきたいと思います。
社内同士などの簡単なネット会議を行うのであれば『CiscoWebex』の音響設定だけでハウリングは抑えられます。
『ciscoWebex』の音響設定は
『Webexの音声の設定大変じゃないですか?|音声の設定方法を徹底解説』
を参考にしてください。
設定は
- 『ノイズ除去』
- 『自分の声に最適』
- 『ミュージックモード』
の3個だけです。
今回のブログではリアル会場とネット参加者で『cisco Webex』を使って配信した場合の音響の接続方法を解説していきます。
小規模ミーティングを開く場合の接続方法
マイク2本を繋いでWebexミーティングを開催する方法です。
会議室と『cisco Webex』を繋いでミーティングをする時はこの接続方法をよく使います。
必要機材
- マイク2本
- スピーカー音響セット
- パソコン
- ミキサー付きオーディオインターフェース
以上です。
ミキサー付きオーディオインターフェースは『Notepad-8FX』使って説明します。
『Notepad-8FX』のドライバーのインストールなど詳しい操作方法は
『Soundcraft NotePad-8FX| 操作方法徹底解説』
を参考にしてください。
ミキサー付きオーディオインターフェースはマイクなどを接続することができるので操作や接続が簡単。
接続方法
- ①にマイクを接続します。
- ②とパソコンを付属のUSBケーブルで接続します。
- ③と会場音響(アンプなど)を接続します。
接続はこれで終了です。
CiscoWebexの設定
接続が終了したら『CiscoWrbex』の設定をします。
- 『CiscoWrbex』ミーティングを立ち上げる。
- マイク横の『∧』をクリックする。
- スピーカー及びマイクの『Soundcraft Notepad 8FX』を選択する。
以上で『CiscoWebex』の設定は終了になります。
操作方法
会場に流す音量を決める。
- ①の『GAIN』を真上ぐらいまで回します。
- ②の『AUX MASTER』を真上ぐらいまで回します。
- ③の『AUX/FX』を回して会場に出るマイクの音量を決めます。
- ④の『AUX/FX』を回してWebexからの音声を決めます。
- ハウリングなどがある場合は⑥番のボリュームで調整します。
③番のボリュームと④のボリュームで会場に流す音声のバランスを取ります。
全体の音量が低い場合は②のボリュームを上げます。
Webexに流す音声を決める。
⑤番のボリュームを回してWebexに入る会場音声の音量を決める。
Webexの音声を確認するにはミーティングに参加した別パソコンで音の大きさなどを確認した方がいいです。
⑦のボリュームを上げるとWebexからきた音がWebexにもどりハウリングの原因になるのでボリュームを上げないでください。
以上でオーディオインターフェースの接続ー操作方法は終了です。
思っていたより簡単だったのでは無いでしょうか?
この接続設定でWebexの音声がWebexに戻らないのでハウリング予防にもなります。
会場に音響ミキサーがある場合の接続設定方法
会館など会場に音響ミキサーがある場合の接続方法解説していきます。
接続方法と操作方法が多少変わってきます。
接続方法は2種類あります。
- 会場のミキサーから音声のOUTをもらい、オーディオインターフェースの音声を会場のアンプに戻す方法。
この方法は先ほどの『小規模ミーティングを開く場合の接続方法』を大規模にした形になります。 - オーディオインターフェースの音声を会場音響ミキサーに入れ反対に会場音響ミキサーの音をオーディオインターフェースにいれる方法です。
ちょっとわかりにくいですが
1番はオーディオインターフェースで音声管理をします。
2番は会場音響ミキサーで音声の管理をします。
1番だと会場のお音響の接続を変えたりしないといけないのでほとんど2番で接続します。
接続方法
- 会場音響ミキサーの『AUXOUT』や『グループOUT』などから『Notepad-8FX』の①と接続する。
- ②とパソコンをUSBで接続する。
- ③を会場音響ミキサーのインプットに入れます。
①番と会場ミキサーを接続する場合1番の接続コネクターは『フォンコネクター』にしてください。
有線マイク以外を接続する場合はフォンコネクターで接続します。
XLRで接続すると接続先の機器が壊れる可能性があります。
CiscoWebexの設定
接続が終了したら『CiscoWrbex』の設定をします。
- 『CiscoWrbex』ミーティングを立ち上げる。
- マイク横の『∧』をクリックする。
- スピーカー及びマイクの『Soundcraft Notepad 8FX』を選択する。
以上で『CiscoWebex』の設定は終了になります。
操作方法
- 会場音響ミキサーからWebexの音声以外のWebexに流す音声を『AUXOUT』などで送ってもらう。
- ①の『GAIN』を真上ぐらいまで回します。
- ③のボリュームを回してWebexに送る会場の音量を決める。
- ②の『AUXMASTER』を真上ぐらいまで回します。
- ④の『AUX/FX』を回してWebexからの音量を決めます。
⑤のボリュームを上げるとWebexの音がWebexに戻るためハウリングが起きやすくなります。
⑤のボリュームは上げないようにしてください。
今回のまとめ
今回『CiscoWebex』の音響接続について解説させていただきました。
『CiscoWebex』ハウリングには強いですが、リアルの会議とネット参加者がいる場合などはオーディオインターフェースを入れて『マイナスワン』を作らないとハウリングしたりします。
リアルとネットのハイブリッドの時の音響接続は規模が大きい小さいはありますが基本はこのような形で接続しています。
この接続のもう一つの利点が
いつでも『会場の音』『Webexミーティングの音』をカットすることができます。
これで突然のハウリングの時にも対処していけます。
今回のブログは参考になったでしょうか?
これからもWebwx,Zoomミーティング、セミナー開催などに必要な知識、小技などを解説していきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
わからない事や不明な点がありましたら下のコメントからお気軽にお問合せください。
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