Zoomミーティングに不具合-原因はパソコン|パソコンスペックの確認方法を解説
最近Zoomの配信のお手伝いをする時に困ることがあります。
持ち込みのパソコンのスペックがたりないため動画などを配信すると
- 画面が固まる。
- Zoomミーティング自体が止まる。
- 参加者の画面がカクカクする。
- 音声が聞き取りにくくなる。
などの不具合が起きる場合があります。
Zoomミーティングを視聴するだけならスマフォやI-PADでも大丈夫なのですが配信を安定して行うとなるとある程度のパソコンスペックが必要になってきます。
今回のブログでは
- 必要なパソコンスペック
- パソコンのスペックの確認方法
について解説していきます。
Zoomに必要なPC性能
まずはZoomミーティングに必要なパソコンのスペックを解説していきます。
CPU(パソコンの頭脳) | intel Core i5以上 |
画面にスライドなどを出す場合(共有) | コアが4個ある物を推奨しています。 |
メモリー(一時的に記憶する場所) | 4Gb(8Gb以上は必要) |
このスペックをZoomは推奨しています。
()中は私が経験上あった方がいいと思う内容です。
- CPU(パソコンの頭脳)
Zoomミーティングを開催するのにあまり高い『CPU』の性能は入りません。
Zoomミーティングを開催するだけであれば『intel Corei5』以上のパソコンがあれば十分です。 - メモリー(一時的に記憶してる場所)
4GB以上がZoom推奨ですが8GB以上あった方がいいです。
『windows』『Mac』パソコンに電源を入れるだけでメモリー『3GB〜4GB』使用します。 メモリー 4GB ギリギリの使用量のPCを見かけることがあります。
ちょっと危険な状態です。
このようにある程度のパソコンのスペックは必要になってきます。
パソコンのスペックを調べる方法
今使っているパソコンのスペックを調べる方法を解説します。
スペックの確認方法(Windows)
- Windowsの場合右下の『Windowマーク』をクリックする。
- 設定をクリックする。
- システムをクリックする。
- システムの中のバージョン情報を確認する。
- このパソコンのスペックCPU…….Corei7
- メモリ..16GB
- Windowsバージョン….Windows10
Zoomミーティングのスペックを満たしています。
メモリー16GBまでは入りませんが『8GB』は欲しいところです。
スペックの確認方法(Mac)
- 左上のアップルマークをクリックする。
- プルダウンメニューの『このMacについて』をクリックする。

『Macの概要』が出ます。

- CPU……………….Apple M1
- メモリー……….8GBMac
- バージョン…12.01
Macのスペックも確認できます。
パソコンの『CPU』『メモリー』の使用状況の確認
パソコンのスペックがわかったところで今度は『CPU』『メモリー』の使用状況を確認してみましょう。
使用状況の確認方法(Windows)
パソコンでどれくらいのメモリーを消費するか確認しましょう。
- windowsマークを右クリックする。
- タスクマネージャーをクリックする。
- ショートカットキーは『Ctrl+Alt+Delete』でも開きます。
- この画面が出た場合は詳細をクリック。
- タスクマネージャを開いた画面になります。
- 次にZoomミーティングを立ち上げた時のメモリー使用量になります。
Zoomミーティングを開催すると『290MB』くらいのメモリーを消費します。 - 次はパワーポイントを共有した時のメモリー使用量ぬなります。
パワーポイントをき共有すると『520MB』くらいのメモリーを消費します。 - 次にパワーポイントで動画と音声を共有した場合です。
動画を再生した時に必要なメモリーは『747MB』くらい必要になります。
『windows消費メモリー+Zoomミーティング消費メモリー』=『4GB〜5GB』
このことからもパソコンのメモリーは『8GB』以上必要になってきます。
タスクマネージャー開くとZoomとは関係ないソフトが多く立ち上がっているパソコンがあります。
余計なソフトが立ち上がっていたらソフトを終了しましょう。
Zoomに不必要なソフトを終了するだけで『CPU』や『メモリー』消費を抑えられます。
Macでメモリーを見る方法
『アプリケーション』ー『ユーティリティー』ー『アクティブモニタ.app』で確認できます。

つぎに実際にZoomミーティングを開催して大丈夫かどうか確認します。
Zoom内で確認する方法
パソコンが古かったり本当にZoomで使えるか心配になっている方はいると思います。
そんな時はZoomミーティングの統計情報が役に立ちます。
- Zoomミーティングを立ち上げます。
- 何台かのパソコンや携帯と接続してZoomミーティングを開催します。
- Zoomミーティングを開催中に設定を開きます。
赤で囲んである所をクリックすると設定画面が出ます。 - 設定画面の中の『統計情報』を確認する。
統計情報の中の全体をクリックします。
赤丸で囲まれている『CPU』『メモリ』の棒線グラフが青ければOK。
使用量によって『黄色』→『赤色』になっていきます。
- パワーポイントに共有をかけてみる。
- カメラなどを接続して(使用する場合)みる。
- 外部接続のマイクなどの音響を接続してみる。
- 動画を使用する場合は動画も共有をかけてみる。
などの負荷をかけていき統計情報の棒線が赤くならないか確認してください。
統計情報が赤くなっていると
- 映像が固まる
- 音質が悪くなる
- 音声と映像がズレる
などの不具合が起きる可能性があります。
参加者もZoomミーティング途中で固まった画像を見せられるは苦痛です。
このような場合はパソコンの入れ替えをおすすします。
Zoomミーティングで使えるパソコン
パソコンを買い換える時に悩むのがPCスペックです。
PCスペックが良い方が動作が速かったりソフトを立ち上げた時の不具合が少ないです。
高性能なパソコンを選ぶと値段も上がってきます。
しかしスペックが低いパソコンを購入すると後々使えないなんてこともおきてきます。
パソコンを選ぶ時は
何に使用したいのか決めてから選んだ方がいいです。
今回ご紹介するパソコンはZoomミーティングを開催するのに特化した物を選びました。
Zoomミーティング開催のwindowsのPCスペック
CPU(パソコンの頭脳) | intel Core i5以上(Core i7がいい) |
画面にスライドなどを出す場合(共有) | コアが4個ある物を推奨しています。 |
メモリー(一時的に記憶する場所) | 4Gb(8Gb以上は必要) |
OS | Windows10 |
以上の条件をクリアーしていてよくお勧めするパソコンをご紹介します。
CPU『Intel Corei5』PC
Zoomミーティングを開催する上で最低限これぐらいあればOKというPCを選んでみました。
10万円以下で購入できるパソコンです。
メーカー名 | HP | mouse | 富士通 |
PC名 | HP 250 G7 CT Refresh | MB-CU51SHZN | FMV-LIFEBOOK |
CPU | Core i5-1035G1 | Corei5-10210U | Corei5-10210U |
第10世代(コア4) | 第10世代(コア4) | 第10世代(コア4) | |
メモリー | 8GB | 16GB | 8GB |
SSD | 256GB(SSD) | 256GB(SSD) | 256GB(SSD) |
モニターサイズ | 15.6インチ | 15.6インチ | 15.6インチ |
RJ45 | あり | あり | あり |
価格 | 76,300円 | 89,800円 | 79,800円 |
詳しくはこちらから | 詳しくはこちらから | 詳しくはこちらから |
価格は予告なく変更される場合がありますので購入前に価格の確認をお勧めします。
CPU『Intel Corei7』PC
『Intel Corei7』搭載のPCともなると10万円超えるものも多くなってきます。
今回紹介するPCは10万円ギリギリのものを選びました。
Zoomミーティングではここまでは入りませんが
今後、動画編集や写真編集などにPCを使いたいのであれば『Intel Corei7』のパソコンはサクサク動くのでお勧めです。
購入金額が高いので
- Zoomミーティングの開催のみ
- Zoomミーティング+パワーポイントの資料共有
- Zoomミーティング+パワーポイント共有+動画共有
の場合は『Intel Corei5』搭載のPCで十分に動きます。
『Intel Corei5』搭載のPCと『Intel Corei7』搭載のPCの差額で
- オーディオインターフェス
- ビデオキャプチャー
- ビデオカメラ
などを購入した方がよりリアルなZoomミーティングを開催することができます。
ASUS | mouse | DELL | |
PC名 | X545FA | MB-CU71SHZN | Inspiron 15 3501 |
CPU | Core i7-10510U | Core i7-10510U | Core i7-1165G7 |
第10世代(コア4) | 第10世代(コア4) | 第11世代(コア4) | |
メモリー | 8GB | 16GB | 8GB |
SSD | 512GB(SSD) | 256GB(SSD) | 512GB(SSD) |
モニターサイズ | 15.6インチ | 15.6インチ | 15.6インチ |
RJ45(有線LANコネクター) | あり | あり | あり |
価格 | 94,822円 | 122,033円 | 76,271円 |
詳しくはこちらから | 詳しくはこちらから | 詳しくはこちらから |
価格は予告なく変更される場合がありますので購入前に価格の確認をお勧めします。
Windows対Macどちらがいいの
配信やビジネスに使用するのであれば『Windows』一択です。
Windowsを選ぶ理由
- 世界で使用されているパソコンが『Windows』
Windows87%ーMac9.7% - 不具合が出た時に修正のアップデートや別ソフトが出るのが早い。
- 同じ環境で使える。
- Windowsにしかないソフトが多い。
- Zoomミーティングの機能や画面の操作場所が違う。
- Zoomミーティングで困った時のGoogle検索のヒット率がWindowsの方が多い。
- 『Zoom』『Webex』で画面の共有をしたら音はいくが画面が出ないことがあった。
などMac愛好者からは怒られそうなのですが『配信』をおこなうのであればWindowsがお勧めです。
今回のまとめ
今回のブログでは
使用しているパソコンのスペックを確認する方法を解説してきました。
- パソコン本体のスペックの確認方法。
- タスクマネージャーでパソコンの負荷を調べる方法。
- Zoomミーティングの統計情報でパソコンの負荷を確認する方法。
これらの方法を試すことで今使っているパソコンの状態がわかります。
パソコンの処理が遅いと相談を受けてパソコンの中身をみると
- 必要のないソフトが無数に立ち上がっていたり
- デスクトップにファイルがいっぱいあったり
- ウイルスソフトのせいで遅くっていたり
- 必要のないソフトを何個も入れて裏で立ち上がっていたり
(必要のないソフトはアンインストールした方がいいです)
します。
動きが悪い時はパソコンの中身を一回整理することをお勧めします。
以外と必要のないソフトを立ち下げるだけで快適に動くようになったりします。
今回のブログはわかりやすかったでしょうか?
これからもZoomミーティングセミナー開催に必要な知識、小技などを解説していきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
わからない事や不明な点がありましたら下のコメントからお気軽にお問合せください。
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